Read 口語訳聖書(ルビあり), Colloquial Japanese - Kougo-yaku, 1954/1955 詩編 62 Bible Online

詩編 62 - 口語訳聖書(ルビあり), Colloquial Japanese - Kougo-yaku, 1954/1955 bible

詩編 62

¹[0]【聖歌,せいか隊,たいの指揮者,しきしゃによってエドトンのしらべにしたがってうたわせたダビデの歌,うた】

²[1]わが魂,たましいはもだしてただ神,かみをまつ。わが救,すくいは神,かみから来,くる。

³[2]神,かみこそわが岩,いわ、わが救,すくい、わが高,たかきやぐらである。わたしはいたく動,うごかされることはない。

⁴[3]あなたがたは、いつまで人,ひとに押,おし迫,せまるのか。あなたがたは皆,みな、傾,かたむいた石,いしがきのように、揺,ゆり動,うごくまがきのように人,ひとを倒,たおそうとするのか。

⁵[4]彼,かれらは人,ひとを尊,たっとい地位,ちいから落,おとそうとのみはかり、偽,いつわりを喜,よろこび、その口,くちでは祝福,しゅくふくし、心,こころのうちではのろうのである。〔セラ

⁶[5]わが魂,たましいはもだしてただ神,かみをまつ。わが望,のぞみは神,かみから来,くるからである。

⁷[6]神,かみこそわが岩,いわ、わが救,すくい、わが高,たかきやぐらである。わたしは動,うごかされることはない。

⁸[7]わが救,すくいとわが誉,ほまれとは神,かみにある。神,かみはわが力,ちからの岩,いわ、わが避,さけ所,どころである。

⁹[8]民,たみよ、いかなる時,ときにも神,かみに信頼,しんらいせよ。そのみ前,まえにあなたがたの心,こころを注,そそぎ出,だせ。神,かみはわれらの避,さけ所,どころである。〔セラ

¹⁰[9]低,ひくい人,ひとはむなしく、高,たかい人,ひとは偽,いつわりである。彼,かれらをはかりにおけば、彼,かれらは共,ともに息,いきよりも軽,かるい。

¹¹[10]あなたがたは、しえたげにたよってはならない。かすめ奪,うばうことに、むなしい望,のぞみをおいてはならない。富,とみの増,まし加,くわわるとき、これに心,こころをかけてはならない。

¹²[11]神,かみはひとたび言,いわれた、わたしはふたたびこれを聞,きいた、力,ちからは神,かみに属,ぞくすることを。

¹³[12]主,しゅよ、いつくしみもまたあなたに属,ぞくすることを。あなたは人,ひとおのおののわざにしたがって報,むくいられるからである。