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ヨブ記 7 - 現代訳聖書, Modern Japanese Bible, 1983 bible

ヨブ記 7

¹地上に生きていく人には苦役があり、その毎日は、雇人のようだ。

²夕方の涼しい日陰を求める奴隷のように、賃金の支払いを待望する雇人のように、

³私には目的もない月日が当てがわれている。

⁴寝る時、いつも思うことは、『寝付くことができるだろうか。』夜は長く、寝返りを打ち続ける。

⁵体には、うじがわき、皮の下からは、うみが出てくる。

⁶毎日が、あっという間に過ぎ去って行き、そこには、何の望みも無い。

⁷思い出してください。私の命は間もなく終り、もう二度と幸福になることはありません。

⁸もう二度と私を見ることはなく、私はもうこの地上にはいません。

⁹雲が消えて、無くなるように、死ねば、もう生きることはできません。

¹⁰家に帰って来ることもありません。

¹¹だから、私は遠慮せず、苦しみの中から、心に思うままを語ります。

¹²私は神に逆らう者なのでしょうか。あなたは私の上に見張りを置かれます。

¹³私は夜の眠りに安らぎを求めましたが、

¹⁴あなたは夢で私を脅かされます。

¹⁵それで、私はむしろ死を選びます。

¹⁶私は生きることが嫌になりました。私の日々はむなしいのです。

¹⁷どうしてこんな小さな人間を、御心に留められるのですか。

¹⁸朝となく昼となくこれを顧み、また、試されるのですか。

¹⁹いつまで、私から目を離さず、捨ててはおかれないのですか。

²⁰私は罪を犯しましたが、人を見守るあなたに何をしたのでしょう。どうして私を攻撃されるのですか。私の存在は、あなたの重荷なのですか。

²¹どうして、あなたは私の罪を赦さず、それを覆い消してはくださらないのですか。そうでなければ、死んだ方がましです。いくら捜しても、もう私はどこにもおりません。」